HOME > 東京顕微鏡院とその時代 > 明治29年当時の東京顕微鏡院規則

東京顕微鏡検査所を創立した翌年の1892(明治25)年4月に、第一回顕微鏡講習科を開講し、同年7月に東京顕微鏡院と改称し、初代院長に遠山椿吉が就任して卒業式を行いました。

添付は明治29年11月に改定した東京顕微鏡院規則です。


ファイルイメージ

東京顕微鏡院規則


講習期間は満3か月とし、毎年、2月、9月に定員を限定して募集しました。
入学試験料は2円、入学金2円、授業料7円で授業料は毎月分納することもできました。
顕微鏡術(構造・使用法)、一般組織検査法、各系統臨床的検査法(血液、喀痰、尿、便、胃内容物、浸出物)、腫瘍検査法、黴菌検査法、血清療法について、学べる技術がリストされています。

顕微鏡研究科、種痘術講習科の規則も掲載されており、明治29年当時の実践的な顕微鏡検査法を知る貴重な資料です。


院内実験室(神田小川町)1896(明治29)年当時

院内講堂(神田小川町)1896(明治29)年当時

東京顕微鏡院(神田小川町)1896(明治29)年当時