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東京市衛生試験所開設

明治33年8月、東京市の衛生試験の機関として設立の建議が行われ、明治35年3月1日に開所されました。その初代所長として、明治33年6月に東京市技師に任ぜられていた遠山椿吉が就任し、上水・井戸水の水質検査、伝染病の検査などを開始しました。設備としては、黴菌試験室、ペスト試験室、(ペスト菌試験)動物室、化学試験室、暗室、標本陳列室、図書室を兼ね備えた所長室などを有していました。→施設見取図


1911(明治44)年「東京市衛生試験所報告(甲号)」
東京市衛生試験所*


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東京市衛生試験所報告(PDF:3.8MB)

すでに椿吉は、明治28年都下でコレラの流行が起こればコレラ講習会を開催し、 日清戦争の副産物として回帰熱が流行すれば明治29年回帰熱講習会を開催し、 ペスト講習会についても、明治32年に第1回講習会を顕微鏡院で開講していました。
衛生試験所内にペスト試験室を設けた翌年には、顕微鏡院内にもペスト試験室を新設しています。

東京市衛生試験所を開設した年には、東京市役所主宰の第1回東京市衛生事務講習会(明治35年10月)を 顕微鏡院内で開催しています。