【小冊子】「食品表示」実用講座シリーズ①よくわかる『新』食品表示法の基本理念

一般財団法人東京顕微鏡院 食と環境の科学センター

著者: 池戸重信、迫 和子
発行: 平成27年9月 (A4判 37ページ)
頒価: 500円

平成27年4月1日から、新しい視点の食品表示法が施行されました。食品衛生法、JAS法、健康増進法とバラバラであった食品表示を一つの法律にまとめたものであり、本小冊子では新たな表示の基本理念と改正点、栄養表示について分かりやすくご紹介しています。 

著者紹介

池戸重信先生(一財)東京顕微鏡院 技術顧問、宮城大学名誉教授)
消費者庁食品表示一元化検討会座長、内閣府消費者委員会食品表示部会委員など公職を歴任。 (一社)食品表示検定協会理事長などを務める食品表示のスペシャリスト。

迫 和子先生(公財)日本栄養士会 専務理事)
内閣府消費者委員会食品表示部会委員、消費者庁食品表示一元化検討会委員、消費者庁栄養成分表示検討会委員など公職を歴任。栄養表示のスペシャリスト。

目次

 食品表示一元化改正のポイント

池戸重信
- 東京顕微鏡院 技術顧問・宮城大学 名誉教授 

はじめに

  1. 食品表示の一元化の必要性
  2. 個別法から新たな食品表示制度への転換
  3. 食品表示法の制定
  4. 食品表示法の目的と基本理念
  5. 適格消費者団体による差止請求権(第11条)
    及び内閣総理大臣等に対する申出(第12条)
  6. 食品表示基準の策定
  7. 食品表示基準における従来ルールからの主な変更内容
    1. 加工食品と生鮮食品の区分の統一
    2. 製造所固有記号の使用に係るルールの改善
    3. アレルギー表示に係るルールの改善
    4. 栄養成分表示の義務化
    5. 栄養強調表示に係るルールの改善
    6. 原材料名表示等に係るルールの変更
    7. 販売の用に供する添加物の表示に係るルールの改善
    8. 通知等に規定されている表示ルールのうち、基準に規定するもの
    9. 表示レイアウトの改善
  8. 新ルールへの移行の経過措置期間
  9. 機能性表示食品制度の導入
  10. 適正な表示をするために今後求められる対応策

 食品表示法に基づく栄養表示義務について

迫 和子
- 公益社団法人日本栄養士会 専務理事 

  1. 栄養表示はなぜ必要か
  2. 健康増進法から食品表示法へ
  3. 栄養表示制度について
    1. 表示しなければならない栄養成分(義務)
    2. 任意で表示できる栄養成分
    3. 栄養表示の記載方法
    4. 対象食品と表示単位
    5. 対象事業者
    6. 栄養成分表示の設定方法
  4. 栄養強調表示について
    1. 栄養成分の補給ができる旨
    2. 栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨
    3. 無添加強調表示及び0(ゼロ)とできる規定
  5. 栄養機能食品について

おわりに

資料編

<更新版>P.34 資料編 別表第12 (PDF:208KB)

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