大船渡の水産加工業復興支援のために、東京顕微鏡院が講師派遣

第9回 岩手復興庁「結の場」@大船渡

平成27年7月28日
一般財団法人東京顕微鏡院

 当財団食と環境の科学センター(東京都)は、平成27年6月29~30日、岩手県大船渡市の地域復興マッチング「結の場」HACCP研修会(主催:復興庁岩手復興局・(一財)東京顕微鏡院)に講師を派遣し、希望のあった地元水産企業1社2名の方を対象に無料セミナーを開催しました。

<スケジュール>
6月29日(月) 15:30~ 牡蠣の加工場見学
6月30日(火)09:30~ 講習会 会場:大船渡総合運輸ビル(2F会議室)
参加人数:2名
  <演題>
第1部:食品衛生の基礎知識
第2部:水産食品で問題となる生物学的危害と対策

当初の予定では、6月30日(火)午後に地元水産業者の企業個別相談会(工場実査、意見交換会)を実施することになっていましたが、急遽、先方担当者より復興庁に講習会及び相談会の取り消しの申し出がありました。
 前日に見学した牡蠣の加工場では、水揚げした「牡蠣」の処理(殺菌)を行っていました。
 殺菌水は、護岸付近の水深3~5メートルから汲み上げた海水を、活性炭処理および紫外線照射して調整しており、水揚げした牡蠣の入った水槽上部から注水して殺菌を行っています。
 震災時に被災した現加工場は、新たに隣接した土地に建設を進めており、訪問翌日には移転を開始できるとのことでした。

  以上

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