平成20年4月 学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(文部科学省)が発行されました。
当科学センターでは、学校におけるアレルギー疾患の原因の一つであるダニまたはダニアレルゲン量の検査を行っております。検査法は主に下記に記載する3種類あり、精度・コスト・納期等が変わってきます。
学校環境衛生基準
ダニまたはダニアレルゲン量
- ダニ数は100匹/㎡以下、又はこれと同等のアレルゲン量以下であること
- 検査は、保健室の寝具、カーペット敷の教室等、ダニの発生しやすい場所において、1㎡を電気掃除機で1分間吸引し、ダニを捕集する
- ダニ数またはダニアレルゲン量が基準値を超える場合は、掃除等の方法について改善を行う
酵素免疫測定法 | 顕微鏡観察法 | マイティーチェッカー法 | |
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精度 | ◎ | ◎ | ○ |
コスト | △ | △ | ◎ |
納期 | △ | △ | ◎ |
※試料採取は学校関係者様でも可能ですが、当科学センター検査員を派遣し採取・分析を行うことも可能です。
本ガイドラインの詳細、図書関係につきましては、公益財団法人日本学校保健会のウェブサイトでご確認ください。
日本学校保健会: http://www.hokenkai.or.jp/