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食中毒を防ぐために~あなたのキッチンでできる、ちょっとした工夫

トピックス : 食品等の検査

2019年8月更新
一般財団法人東京顕微鏡院 理事 伊藤 武

あなたのご家庭のキッチンに焦点をあて、すぐに実践できる、食中毒を防ぐためのちょっとした工夫をご紹介します。

食品を加熱するときの注意

ほとんどの細菌は熱に弱いので、十分に加熱して食べることが基本です。肉や魚介類は、中心まで火が通るように加熱してください。75℃以上で1分間が基本です。

肉は、肉汁の色が透明になるまでが目安。ハンバーグや玉子焼きは、ふたをして加熱すると、中心部まで火が通ります。また、残り物は必ず再加熱してから食べましょう。

温度と食中毒菌の増殖・死滅

かしこい冷蔵庫の使い方

買い物のとき、冷蔵や冷凍が必要な食品は最後に購入し、寄り道をしないで帰り、すぐに冷蔵庫に入れましょう。

温度の設定は、冷蔵庫は5℃以下、冷凍庫はマイナス5℃以下にします。可能な限り開閉回数を減らし、中の温度が上がらないようにすることが大切です。どうしても頻繁に開閉をしてしまう場合は、冷蔵庫の棚に、厚手のビニールですだれを取りつければ、頻繁に開閉しても中の温度上昇を抑えることができます。

また、肉や魚は二重にしたビニール袋に入れて収納すれば、細菌のいるドリップ(液汁)がこぼれず、他の食品や冷蔵庫を汚染せずにすみます。

冷蔵庫を過信しないことも重要です。冷蔵、冷凍しても、菌の活動を休止させるだけで、死滅させることはできません。冷蔵しても、時間がたったものは処分しましょう。

包丁、まな板はここに注意

包丁、まな板はここに注意まな板は肉用、魚用、野菜用で使い分けるのがお勧めです。表と裏で使い分けても、菌の付着は避けられません。

肉や魚を調理した後は、包丁・まな板などをよく洗うこと。83℃以上の熱湯をかければ安心です。また、塩素系漂白剤で浸したタオルでまな板や包丁を包むようにすれば、全体を漂白・殺菌することができます。

肉や魚を切るときは、キッチン用のペーパータオルをまな板にしき、その上で切れば、タオルがドリップ(液汁)を吸収し、まな板や他の食品の汚染を少なくしてくれます。ふきんは、使ったら熱湯消毒が必要になります。流水で洗うだけでは菌を除去することはできません。使い捨てのペーパータオルを使用するほうが安全です。

お弁当づくりでは、こんなところに注意

お弁当のおかずは、十分火を通してください。ただ、温かいまま詰めると細菌が増殖しやすくなるため、完全に冷まして汁気をきってから詰めるようにしましょう。

塩、砂糖、酢などで味付けを少し濃くすると、細菌の増殖を抑えることができます。
 


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