検査窓口のご案内
検査依頼書
令和7年度 第18回総会
会期：2025年12月19日(金)～20日(土)
会場：とかちプラザ 視聴覚室
〒080-0014 北海道帯広市西4条南13丁目1番地 TEL: 0155-22-7890
事務局：佐々木 貴正
国立大学法人 北海道国立大学機構 帯広畜産大学 獣医学研究部門
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線11番地
TEL: 0155-49-5387
E-mail: ysasaki@obihiro.ac.jp
参加費（プログラム・抄録集込）：
日本カンピロバクター研究会会員 2,500円 / 非会員 3,000円
プログラム・抄録集：1,000円
情報交換会 参加費：1,000円
情報交換会への参加回答（12月5日締め切り）→ → →
https://forms.gle/FvUcJFmRFisF9hQS9
【受付】
受付は12月19日午前12時30分から大集会室入口(1階)で行います。12月20日から参加の方は、視聴覚室(2階)で受付いたしますので視聴覚室に直接お越しください。
参加費と情報交換会参加費は当日受付にてお納めください。受付時に参加証(名札)、プログラム・抄録集をお渡しします。会期中は参加証を必ず身に着けてください。
注意事項：発表の録音・録画・撮影及びウェブサイトやSNS等への掲載は禁止します。
【一般演題発表者の先生方へ】
使用するスライド(パワーポイント)は、ご自身のセッション前には会場パソコンのデスクトップ上にあるフォルダに入れてください。パソコン発表の10分前には次演者席にお着きください。発表の際はパソコン(Windows 11)からご自身でスライドを進めてください。
発表時間は質疑応答を含め15分(発表10分、質疑応答5分)とさせていただきます。時間を知らせるベルが発表開始8分後(1回)、10分後(2回)、15分後(3回)鳴ります。円滑な研究会運営のため、時間厳守でお願いいたします。
【座長の先生方へ】
ご担当されるセッションの開始10分前には次座長席にお着きください。時間厳守の進行をお願いいたします。
【情報交換会に参加される先生方へ】
情報交換会は、19日(金)16時半より、大集会室にて行います。
会場へのアクセス｜12月19日プログラム｜12月20日プログラム｜特別講演
【帯広駅からとかちプラザへのアクセス】
【とかち帯広空港から帯広駅へのアクセス】
ターミナルビル前から帯広市内連絡バス（1,000円）約40分
時刻表 https://www.tokachibus.jp/airport/
【とかちプラザフロア案内】
12:30 ～ 13:30 受付開始（大集会室：1階）
13:30 ～ 13:35 開催挨拶（視聴覚室：2階） 第18回総会長 佐々木 貴正（帯広畜産大学）
【セッション1】 座長 佐々木 貴正（帯広畜産大学）
13:40 ～ 13:55
ベイズ推定法を用いた国内カンピロバクター食中毒患者数実態の推計
◯山崎 栄樹、 横山 浩、 大鷹 哲文、 安部 大樹
13:55 ～ 14:10
南九州に流通する生食用鶏肉におけるCampylobacter属菌の汚染状況
〇山﨑 朗子、佐々木 賢美、George Sanga、矢野 弥生、中馬 猛久、山崎 栄樹
14:10 ～ 14:25
大規模ブロイラー農場におけるカンピロバクター清浄化の取組例
〇橋本 信一郎
【セッション2】 座長 岩田 剛敏（農研機構動衛研）
14:30 ～ 14:45
鶏舎内のハエによるカンピロバクターの伝播
○佐々木 瑞希、落合 六花、金髙 陶子、後藤 達彦、岩佐光啓、佐々木 貴正
14:45 ～ 15:00
共生菌由来のシデロフォアがCampylobacter jejuniの病原性に与える影響
〇白石 志帆、河合 高生
15:00 ～ 15:15
Campylobacter jejuniの環境宿主を利用した殺菌回避の検討
○下畑 隆明、萱沼 秋仁、北出 真子、森 奈津、粟飯原 睦美、富久 章子、高橋 章
15:15 ～ 15:30
Campylobacter jejuniの病原性に対するコハク酸代謝の影響
○牧本 真奈、下畑 隆明、福島 志帆、山中 咲季、上番増 喬、馬渡 一諭、高橋 章
15:30 ～ 15:50
株式会社ゴーフォトン
16:00 ～ 16:30 会場：視聴覚室
16:30 ～ 18:30 会場：大集会室（1階）
09:15 受付開始（視聴覚室）
【セッション3】 座長 中村 寛海（大阪健康安全基盤研究所）
09:45 ～ 10:00 候補 1
ザンビア・ルサカ市周縁地域の環境媒体におけるCampylobacter jejuni汚染調査
○杉山 麻、吉田 頼人、原田 英典、Kawawa Banda、浅田 安廣
10:00 ～ 10:15 候補 2
胆汁酸刺激に対するCampylobacter jejuniの応答解析
〇小野 実優、牧本 真奈、下畑 隆明、上番増 喬、馬渡 一諭、髙橋 章
10:15 ～ 10:30 候補 3
塩素系消毒薬による殺菌効果のPMA-ddPCRによる評価法の構築
〇畑中 律敏、冨田 茉佑、S.P. Awasthi、日根野谷 淳、山﨑 伸二
【セッション4】 座長 下島 優香子（東洋大学）
10:30 ～ 10:45 候補 4
九州地方におけるブロイラー由来カンピロバクター株の性状解析
〇川口 永遠、鎌田 佳叶乃、落合 六花、金髙 陶子、古谷 陽子、小川 美保、坂田 竜二、大屋 賢司、佐々木 瑞希、佐々木 貴正
10:45 ～ 11:00 候補 5
食鳥工程におけるカンピロバクター数と大腸菌数の関連性
〇鎌田 佳叶乃、川口 永遠、落合 六花、金髙 陶子、古谷 陽子、佐々木 瑞希、佐々木 貴正
11:00 ～ 11:15 候補 6
カンピロバクター感染鶏群の迅速鑑別と鶏肉汚染
○落合 六花、金髙 陶子、佐々木 瑞希、後藤 達彦、古谷 陽子、佐々木 貴正
11:20 ～ 12:20 座長 佐々木 貴正（帯広畜産大学）
家畜化されたニワトリの品種と特徴
〇後藤 達彦（帯広畜産大学グローバルアグロメディシン研究センター）
12:30 ～ 12:40
12:40 ～ 12:45
12:45 ～ 12:50
第18回総会長 佐々木 貴正（帯広畜産大学）
家畜化されたニワトリの品種と特徴
後藤 達彦
帯広畜産大学グローバルアグロメディシン研究センター
ニワトリは、セキショクヤケイ等の野生動物から家畜化されて生み出されたと考えられている。家畜化以後の数千年の間、ニワトリは我々の飼育下で繁殖、維持がなされ、その間に様々な遺伝的変異を集団内に蓄積してきたと考えられる。その結果、世界に500品種以上という多様なニワトリ品種が成立してきた。近年には、卵肉生産の目的で激しい育種選抜が継続され、レイヤー産業およびブロイラー産業において、それぞれの畜産物の生産性が顕著に高い系統が作出されてきた。
日本には45品種のニワトリが存在し、それらは日本鶏(にほんけい)と呼ばれる。雄の尾羽が10 m以上も伸び続けるオナガドリ、闘鶏に用いられる筋骨隆々の直立姿勢で体重が5 kg程度のオオシャモ、脚が短く尾羽が直立した体重0.5 kg程度のチャボ、野生原種のセキショクヤケイに体型や外貌が似ているギフジドリ等、日本鶏45品種は風貌に大きな多様性を有する。その希少性から、日本鶏の約20品種は、国の天然記念物に指定されている。これら日本鶏を雄親品種に用いて、ロードアイランドレッド等の雌親との雑種を作出することで、特色のある鶏肉生産を行う試みがなされ、様々な都道府県で独自の地鶏産業が創出されている。
私の研究室では、多様な日本鶏品種を対象にそれぞれの品種の特徴を明らかにすること、日本鶏品種間の交雑集団を対象にしたゲノム解析によって、卵肉形質、形態形質、従順性行動に関わる遺伝子座を明らかにすることを目指した研究を継続している。本講演では、産業利用されているニワトリに加えて、主に愛玩目的で飼育されている日本鶏を含む多様なニワトリ品種の紹介を行い、我々の研究グループにおける研究の取り組みや展望を紹介したい。
1) 発表形式
・ すべて液晶プロジェクターでの口頭発表とします。
・ 発表時間は発表10分、質疑5分を予定しています。
2) 発表スライドの作成方法
・Microsoft PowerPointで作成してください（原則Windows）。
・スライドサイズは「35 mmスライド」にしてください。
・特殊文字や特殊フォントの使用は避けてください。
3) 発表スライドの送付方法
・電子メールにて総会事務局に送付してください。送付先： ysasaki@obihiro.ac.jp
・内容確認のため、PDF化したファイルも一緒に送付してください。
・ファイル名は「口頭発表者名（略記所属名）」にしてください。
例「佐々木 貴正（畜大）.pptx」「佐々木 貴正（畜大）.pdf」
・添付での送付が困難な場合は、CDまたはDVDで事務局に郵送いただくか、外部ストレージをご利用ください。
その場合はメールにてその旨をご連絡ください。
・当日は念のため、スライドファイルを入れたUSBメモリを持参してください。
・送付締切: 2025年11月28日(金) 必着（厳守）
