【講演録】創立130周年記念シンポジウム「新型コロナウイルス感染症とは~新しい日常で、いま私たちにできること」

【講演録】創立130周年記念シンポジウム
新型コロナウイルス感染症とは
~新しい日常で、いま私たちにできること

一般財団法人東京顕微鏡院
医療法人社団こころとからだの元氣プラザ
B5判 80ページ 頒価 1,000円

令和4年2月、新型コロナウイルスの状況に鑑み、Youtubeにてオンデマンド配信された、創立130周年記念シンポジウム「新型コロナウイルス感染症とは~新しい日常で、いま私たちにできること」は、多くの方々にご好評をいただき、このたび、社会公益に資するため講演録として出版する運びとなりました。

世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっています。日本でも緊急事態宣言が解除されたとはいえ、依然、予断を許さない状況が続いています。国内のワクチン接種は追加接種が検討され、新型コロナウイルス感染症は誰でもかかりうる病と考えられます。各方面で活躍されている先生方による、コロナウイルスの基礎知識や感染症への対応、今後のパンデミック対策などについてのお話を、わかりやすくまとめました。

「すべての人びとのいのちと環境のために」をモットーに掲げる当財団・医療法人の130周年に際し、本書がより多くの方たちにとって、新型コロナウイルス感染症の理解ならびに病者支援の一助となれば誠に幸いです。

目次

近年の新興感染症
渡邉治雄

国立感染症研究所名誉所員〈元所長〉/公益財団法人黒住医学研究振興財団理事
・新興感染症とは何か
・新興感染症の出現要因
・新興感染症の現状と課題

COVID-19のこれまで、そしてこれから
尾身 茂

公益財団法人結核予防会代表理事/新型コロナウイルス感染症対策分科会会長
講演当時:独立行政法人地域医療機能推進機構理事長/新型コロナウイルス感染症対策分科会会長
・オミクロン株とインフルエンザ
・第6波以降の感染動向を予測する
・私たちは何をするべきなのか

新型コロナウイルス感染症への対応について
大曲貴夫

国立国際医療研究センター国際感染症センター長
理事長特任補佐/東京都新型コロナ ウイルス感染症モニタリング会議専門家
・新型コロナ感染症の臨床像
・第6波とオミクロン株の臨床像
・妊婦・小児の新型コロナ対策
・新型コロナに対する治療戦略

来るべきパンデミックへの対応について~新型コロナウイルス感染症との対峙~
舘田一博

東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授/日本感染症学会前理事長/
日本臨床微生物学会 前理事長/新型コロナウイルス感染症対策分科会構成員
・重症例を振り返る
・新型コロナをめぐる3つの疑問
・これからのパンデミック対策

パネルディスカッション
座長:渡邉治雄
パネリスト 尾身 茂、大曲 貴夫、舘田 一博(敬称略、ご登壇順)

Q1. オミクロン株に対して有効な感染対策を教えてください。
Q2. 飲食店営業に対する規制は本当に実効性があるのですか?
Q3. 日本の新型コロナ対策は海外と比べて遅れていませんか?
Q4. 新型コロナウイルス感染症の後遺症について教えてください。
Q5. 子どもに対するワクチン接種について教えてください。
Q6. ワクチン接種後の心筋炎について教えてください。
Q7. 妊娠中のコロナ感染とワクチン接種について教えてください。
Q8. なぜ日本では外国のように迅速な検査ができないのですか?
Q9. なぜ新型コロナはこれほど急速に拡大したのですか?
Q10. 常に変異株が登場していますがこの連鎖は延々と続くのですか?
Q11. ワクチンはどこの会社の製品を選べばよいですか?
Q12. これからも常にワクチンを接種する必要があるのですか?
Q13. 様々な意見・情報が錯綜して本当のリスクがわかりません。

【講演後】これからの新型コロナ対策について

付録

データで見る新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症の基礎知識
新型コロナウイルス感染症をめぐる誤解
感染が疑わしい場合は

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