
皆様のご支援にこころより感謝申し上げます。
東京顕微鏡院の歴史は、学術研究の成果を公衆衛生の向上に生かし、いのちを救いたいと願う、遠山椿吉博士の熱い人間愛から始まりました。創業以来、政府などからの助成をうけることなく、自主的な経済活動によって社会公益に貢献しています。
1891(明治24)年、顕微鏡を使った民間検査所として創業した東京顕微鏡検査所は、翌年東京顕微鏡院と改称し、各種検査業務に加えて顕微鏡検査の技術者を養成し、研究や学会誌発行によって学術振興をはかり、一般市民に対し衛生知識の普及啓発を実践しました。遠山博士は、予防医療の観点から上水道の水質管理に尽力し、東京市衛生試験所初代所長を兼任するとともに、世の人びとの長寿と幸福のため、当院に保健部を新設して健康診査を呼びかけるなど先見的な事業を展開しました。
1927(昭和2)年財団法人となり、2003(平成15)年財団の保健医療部門が医療法人として独立した後も、「すべての人びとのいのちと環境のために」をモットーに、両法人一体経営を行っています。
この創業精神に則り、両法人は一体として、食品の安全、環境衛生や保健医療、健康増進に関わる事業を展開し、利益の一部を社会に還元する公益事業を推進しています。

学術振興
遠山椿吉賞
遠山椿吉の生誕150年、没後80年を記念し、2008(平成20)年に、公衆衛生と予防医療の分野における研究者を対象とした顕彰制度を創設しました。
賞は、「遠山椿吉記念 食と環境の科学賞」と、「遠山椿吉記念 健康予防医療賞」の2部門あり、隔年で選考顕彰しています。
学会等への助成活動(日本食品微生物学会・日本カンピロバクター研究会)
日本食品微生物学会の事務局機能を平成元年4月より担い、食品の安全や品質管理にかかわる方々、微生物検査や研究者の方々の情報交換と研究の一層の発展を図っています。
普及啓発(セミナー・シンポジウム等)
こころとからだの健康のために、また、身近な食と環境の間題について、40年以上にわたって一般の方々を対象とした普及啓発セミナーやシンポジウムを実施しています。
また、企業の食品衛生や環境衛生の担当者の方々を対象としたセミナーも、タイムリーなテーマで20年以上にわたり開催しており、最先端の食や環境の情報提供に努めております。
出版物
事業年報、セミナーの講演を元にした小冊子などを出版すると共に、ホームページやメールマガジンを通じて、情報開示と確かな衛生思想の普及啓発に努めています。
こうした公益事業活動については、「公益事業レポート」(ディスクロージャー誌)および、公益ニュースレター「Leap」(社内報)を発行し、ステークホルダーに対し活動の透明性をはかっています。
地域貢献
夏休み子ども研究者体験セミナー
日本橋研究所では、中央区の小学校5・6年生を対象に、実際に行っている食品の着色料の検査を体験したり、自分の手についている菌を培養し、顕微鏡で観察するセミナーを例年実施しています。
〒102-8288 東京都千代田区九段南4-8-32
TEL:03-5210-6651/FAX:03-5210-6671






