平成22年度 第3回総会

第3回日本カンピロバクター研究会総会開催のご案内

第3回日本カンピロバクター研究会世話役
宮崎大学 三澤 尚明

各位

諸先生方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、第3回日本カンピロバクター研究会総会を下記の要領で開催いたします。
今回は地方での単独の研究会開催となりますので、3日間といたしました。特に食品衛生の最前線で活躍されている先生方に有益な内容となるよう企画しましたので、万障お繰り合わせの上ご出席下さいますようご案内申し上げます。今回は口蹄疫の影響により、ご案内が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

開  催  日 : 平成22年12月3日~5日
開催場所 : 宮崎市 宮崎観光ホテル 西館8階 尾鈴の間
 

研究会プログラム

■ 12月3日(金)

16:00~16:10 開会の挨拶  三澤尚明(宮崎大学)
16:10~17:40 教育講演  座長:三澤尚明(宮崎大学)
「環境感染症学のすすめ」
西渕光昭(京都大学)
17:40~17:50 10分休憩
17:50~18:50 一般演題 I (1~6)  座長:山崎伸二(大阪府立大学大学院)
1. ブロイラー由来フルオロキノロンCampylobacter 耐性jejuni のMLSTとPFGEによる解析
小澤 真名緒、浅井 鉄夫 / 農林水産省動物医薬品検査所
2. 市販鶏肉におけるカンピロバクターの汚染状況とporA 遺伝子配列による分子疫学的解析
嶋 智子、磯部順子、金谷潤一、木全恵子、倉田 毅、綿引正則/ 富山県衛生研究所 細菌部
3. Campylobacter jejuni の胆汁酸抵抗性と鶏腸管定着性に関わるhldD 遺伝子の役割
岩田剛敏、楠本正博、秋庭正人 / 動物衛生研究所安全性研究チーム
4. 市販鶏肉類のCampylobacter jejuni/coli 検出に血液無添加培地を一次増菌として併用した増菌法の提案
古田宗宜1),小田隆弘1),金子孝昌2),木原温子2),樋脇弘3) / 1)中村学園大学短期大学部,2)(株)関東化学,3)福岡市保健環境研究所
5. 肉用鶏のカンピロバクター感染に関する調査
矢野小夜子、村瀬敏之 / 山口大学大学院連合獣医学研究科
6. 乳酸処理による食鳥と体のカンピロバクター除菌効果の検討
和田真太郎1)、森哲也1)、伊藤武1)、井出新吾2) / 1) 財団法人 東京顕微鏡院、2) ピューラック・ジャパン
19:20~21:20 懇親会

■ 12月4日(土)

9:00~12:00 シンポジウム I  座長:甲斐明美(東京都健康安全研究センター)
「カンピロバクターの検査・診断最前線」
堀川和美(福岡県保健環境研究所)
「カンピロバクター国際標準試験法と国内における標準試験法の検討」
五十君靜信(国立医薬品食品衛生研究所)
「カンピロバクター食中毒とその検査法」
横山敬子(東京都健康安全研究センター)
「食肉のカンピロバクター汚染実態とイムノクロマト法による検出」
田口真澄(大阪府立公衆衛生研究所)
「PCR 法によるカンピロバクター ジェジュニ・コリの迅速鑑別検査」
山崎伸二(大阪府立大学大学院)
「Multiplex Real-time PCR 法による食中毒原因菌の網羅的検査法」
山口敬治(北海道立衛生研究所)
「dnaJ遺伝子を用いた食中毒起因菌の検査法」
江崎孝行(岐阜大学大学院)
12:00~13:00 ランチョンセミナー
「次世代の微生物解析法:MALDI Biotyper」
前川 保彦(ブルカー・ダルトニクス株式会社 )
13:00~15:00 シンポジウム II座長:丸山総一(日本大学)・中馬猛久(鹿児島大学)
「農場および食鳥処理場におけるカンピロバクターの制御法」
「ブロイラー農場におけるカンピロバクター制御に向けて」
岡村雅史(北里大学)

「新しい概念に基づく食鳥と体のカンピロバクター制御法の開発」
三澤尚明(宮崎大学)
17:00~17:10 10分休憩
17:10~18:10 一般演題 (7~12)  座長:河野喜美子(宮崎県衛生環境研究所)
7. ブロイラー農場のカンピロバクターとサルモネラにおけるニューキノロンとアンピシリン耐性出現の関連性
相場政人、中馬猛久、岡本嘉六 / 鹿児島大学獣医公衆衛生
8. 非らせん形Campylobacter jejuni の臨床分離と性状解析
矢部 静、高野智洋、岩尾泰久、西山晃史、山本達男 / 新潟大学大学院医歯学総合研究科国際感染医学講座細菌学分野
9. 新規メンブレンフィルター法を用いたカンピロバクター分離培養法の開発
朝倉昌博1)、2)、井上春奈1)、四良丸 幸1)、西川明芳1)、松久明生2)、山崎伸二1) / 1) 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科獣医国際防疫学教室、 2) 扶桑薬品工業(株)研究開発センター
10. タイと日本における食肉からのカンピロバクター、アルコバクターの分離
四良丸 幸1)、朝倉昌博1)、2)、西川明芳1)、井上春奈1)、松久明生2)、Worada Samosornsuk 3)、山崎伸二1) / 1) 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科獣医国際防疫学教室、2) 扶桑薬品工業(株)、研究開発センター、3) Faculty of Allied Health Sciences, Thammasat University
11. 牛レバ刺しが原因と推定されるCampylobacter fetus下痢症について
横山敬子、高橋正樹、河村真保、齋木 大、上原さとみ、小西典子、尾畑浩魅、門間千枝、新井輝義、下島優香子、仲真晶子、甲斐明美 / 東京都健康安全研究センター  微生物部
12. 鯨肉の刺身を原因とする集団食中毒事例から分離されたC. lari に関する検討
磯部順子、嶋 智子、金谷潤一、木全恵子、倉田 毅、綿引正則 / 富山県衛生研究所 細菌部

■ 12月5日(日)

9:00~10:00総会

参加費(要旨集代を含む)

●宮崎観光ホテルに宿泊されない参加者
一般会員:3,000円 (懇親会に出席される場合は別途5,000円)
学生会員:1,000円 (懇親会に出席される場合は別途3,000円)

参加申込期日:11月18日(木)

詳しくは事務局までお問合せください
〈事務局〉
宮崎大学農学部 獣医学科 獣医公衆衛生学講座
山崎 渉
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
TEL & FAX: 0985-58-7285
メール: yamazakiw@cc.miyazaki-u.ac.jp
 

第3回日本カンピロバクター研究会日程表

会場のご案内

宮崎空港からホテルまでは、バスでお越しいただけます。
宮崎空港に到着されたら、(1)番乗り場から「宮崎駅行き・たまゆらの湯経由」の便にご乗車ください。
約25分で宮崎観光ホテルまでお越しいただけます。

〈お問い合わせ先〉
第3回日本カンピロバクター研究会世話人
宮崎大学農学部獣医学科 獣医公衆衛生学教室
三澤 尚明
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
Tel & Fax:0985-58-7284
メール:a0d901u@cc.miyazaki-u.ac.jp

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