更新:2023年8月24日
はじめに
わが国のカンピロバクター食中毒は2003年にサルモネラ食中毒を抜いて事件数が1位になりました。その後20年が経過した現在においてもカンピロバクターは主要な食中毒起因菌であり、本菌による食中毒の発生は制御できていません。今年の研究会総会は、細菌のゲノム情報を菌株の型別法に応用し、確立された鈴木匡弘先生をお招きし、「細菌ゲノム解析による菌株タイピングの実践」として教育講演を企画しました。また、シンポジウムでは、「身近な環境に潜むカンピロバクター」というテーマで、様々な分野でカンピロバクター研究に取り組まれ、ご活躍の先生方に野生動物、愛玩動物、食鳥肉およびこれらの処理場、食品におけるカンピロバクターについてのご講演を依頼しました。一般演題についても多数のご登録をお待ちしております。新型コロナウイルス感染症のためしばらくオンライン開催となっていましたが、4年ぶりに対面の開催となります。総会の会場は、大阪府市の研究所が一元化し、令和4年12月に完成したばかりの新施設のホールです。多くの皆様のご参加をお待ちしています。当日は活発な討論と情報交換がなされ、本研究会総会が新たな人と人との繋がりの場となることを願っております。
第16回日本カンピロバクター研究会総会 総会長
地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所
微生物部 細菌課
中村 寛海
会期 | 令和5年12月1日(金)9時30分~17時30分(受付開始 9時) |
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会場 | 大阪健康安全基盤研究所 北館3階OIPHホール(所在地:〒537-0025 大阪市東成区中道1-3-3) |
『私たちの身近な環境に潜むカンピロバクター』
※研究会終了後、情報交換会を開催予定です。
Googleフォームでの申し込みとします。
演題登録フォーム:https://forms.gle/scHBWo7SvXitBvMd8
令和5年9月4日(月)~10月27日(金)
※一般演題の口頭発表者は会員に限らせていただきます(フォームに入力する発表者は口頭発表者のみです)。
※一般演題の発表を希望される方も、参加登録を忘れずにお願いいたします。
抄録はメールでの受付となります。抄録ファイルを電子メールに添付し、総会事務局までお送りください。
※統一性を確保するため、総会事務局で原稿スタイル等を変更する場合がございます。予めご了承ください。
令和5年11月10日(金)必着(厳守)
PDF化したファイルを電子メールの添付ファイルで総会事務局に送付してください。
Googleフォームでの申し込みとなります。
参加登録フォーム:https://forms.gle/qv4YKSvuAPczHmqw6
令和5年9月4日(月)~11月17日(金)
当日の参加も受け付けます。ただし抄録集および情報交換会への参加は余裕がある場合に限らせていただきます。できる限り事前申し込みをお願いします。
1部 1,000円
※抄録だけをご希望される方は、総会事務局にご連絡下さい。当日現金でお支払いください。
なお、本研究会への新規入会手続きについては、日本カンピロバクター研究会ホームページ入会のご案内をご確認ください。
12月1日(金) 18:00 ~ 20:00 森ノ宮駅前界隈のお店で開催予定です。
下記のリンクからポスターをダウンロードいただき、所属先、勤務先等で掲示くだされば幸いです。
〒537-0025 大阪市東成区中道1-3-3
大阪健康安全基盤研究所 微生物部 細菌課
第16回日本カンピロバクター研究会総会事務局 坂田、梅川、若林
第16回研究会総会専用E-mail
campy16th@iph.osaka.jp