2018年度 第13回 夏休み「こども研究者体験」セミナー

2018年度 夏休み「こども研究者体験」セミナー
白衣を着て、手についた菌や食べ物に含まれる色を観察しよう!

日時Aコース : 2018年7月26日(木)~7月27日(金)
Bコース : 2018年8月2日(木)~ 8月3日(金)
会場一般財団法人 東京顕微鏡院 食と環境の科学センター 豊海研究所4階研修室
(中央区豊海町5-1 豊海センタービル)
参加者数Aコース : 16 名  Bコース : 12名
主催一般財団法人東京顕微鏡院
医療法人社団こころとからだの元氣プラザ
後援中央区教育委員会
協力山形県山辺町教育委員会

日本橋エリアの地域貢献事業として始まった夏休み「こども研究者体験」セミナーも、中央区全域にエリアを拡大し今年で13年目を迎えました。今年も中央区の小学校5・6年生を対象に、学校を通して参加を呼びかけていただいたところ多数の応募・問合せがありました。

本年も当法人の創立者遠山椿吉の生誕地、山形県山辺町立山辺小学校より特別参加があり、校長および同町教育委員会係長引率のもと、6年生児童4名が本体験学習を通して共に学び、交流を深めました。

研究1:手についている菌を見つけてみよう!

手に付着している菌を調べるために、各自、手を洗う前と洗った後の手を培地につけ、それぞれ孵卵器で24時間培養(35℃)し、菌数の違いを調査しました。
そして、培養後の培地から菌を採取し、二つの色素液で染めて標本を作る「グラム染色」をして、顕微鏡で菌を観察する学習をしました。

研究2:食べ物に含まれる色(着色料)を調べよう!

着色料をテーマにペーパークロマトグラフィーという分析法で、チョコレートから色素を抽出し、合成着色料について学びました。

研究3:食品から取り出した色素で酸性・アルカリ性を調べよう!

紫キャベツから取り出した天然色素「紫色」と、カレーに使われる香辛料のターメリックから取り出した「黄色」を利用してpH試験紙を作り、身の回りの食品などが酸性かアルカリ性かを調べる実験にも取り組みました。

研究4:手の汚れを数値にし てみよう!

手を洗う前と後では、ATPふき取り検査〔汚染物質(=ATP量)を高感度に測定する検査〕で、数値がどれだけ違うかを自分の手で実験して調べました。

検査室の見学:検査の現場を見てみよう!

実際の食品検査はどのように行われているか、検査室を見学して確認しました。

微生物学的検査では、汚染指標菌や食中毒菌などの検査について、理化学的検査では、食品添加物や残留農薬などの検査について、それぞれ担当者から説明を受けました。


夏休み「こども研究者体験」セミナーは、普段なかなか体験できない実際の研究や検査の世界を、小学生の皆さんに体感していただくことを目的としています。この体験学習を機に、これからも多くのことに興味を持って、学ぶ楽しさを忘れないでいただきたいと願っています。

《 参加者の感想より 》
  • 手に付いている菌が、あんなにたくさんあって、顕微鏡をのぞいてみると小さい粒がたくさんくっついているのに、びっくりしました。とても楽しかったです。
  • 「食品から取り出した色素で、酸性・アルカリ性を調べよう」が印象に残った。理由はいろいろなものにつけるとすぐに色が変わって、何色に変わるか想像するのがおもしろかったから。
  • 食べ物にはたくさんの着色料がついていて、それを取り出したことが印象に残った。
  • 手の汚れを調べる道具の使い方が意外だった。またどのくらい手に汚れた菌がいるか見るのがドキドキした。

以上

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