
ノロウィルス
ノロウイルスの感染には食品を媒介するもの(食中毒)とヒトからヒトへの感染があります。
食中毒の原因食品は、ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝がありますが、二枚貝以外に調理食品、パンなど様々な食品もあります。
後者の場合、ノロウイルスを保有していた食品従事者が食品にノロウイルスを汚染させたことが原因となっております。ノロウイルス対策として、従事者の糞便検査をはじめ、食品のノロウイルス検査が重要です。
当科学センターでは、ノロウイルス対策として、食品のノロウイルス検査、食品従事者の糞便検査などを行っています。
検査内容
食品(未加工二枚貝など)
※糞便中のノロウイルス検査こちら ⇒詳細は
検査方法
・RT-PCR(Reverse Transcription-Polymerase Chain Reaction)法
・リアルタイムPCR法
検査料金
食品のノロウイルス検査
検査料金
- リアルタイムPCR法 25,000円(税別)/1検体
- RT-PCR法 20,000円(税別)/1検体
検査必要量
未加工の二枚貝の場合、殻付500g以上、むき身は250g以上。
その他食品全般は50g程度
保管方法
冷凍保管
お申込方法
お電話にてお問い合わせください。
Tel.03-3534-2970
東京顕微鏡院 食と環境の科学センター 食品営業部
検体の発送
検体に依頼書のコピーを添付して、下記住所宛にご送付ください。
※ 冷凍で搬送してください。なお、検体送付にかかる料金は、ご依頼者様にてご負担をお願いします。
報告方法
検査後、検査結果書と請求書を発送いたします。
1)リアルタイムPCR法:4日後 2)RT-PCR法:7~10日
※ 納期は、検体到着から検査結果書を当方よりご報告するまでの期間です。
※ お急ぎの場合は、ご相談ください。可能な限り対応いたします。
ご参考
- 【小冊子】「食品と環境」衛生講座シリーズ① 「食品従事者必携:ノロウイルス食中毒 予防と対策」
- 糞便中のノロウイルス検査
- 糞便中ノロウイルス 最新検査BLEIA法
- BLEIA法による糞便からのノロウイルス検査
- ノロウイルスのヒト腸管内での保有期間と対策
- 家庭におけるノロウイルス感染対策
- ノロウイルスの伝搬はクシャミより早い
- 下水におけるノロウイルスとクリプトスポリジウムの検査意義について
- ノロウイルス検査法とその応用
- ノロウイルス食中毒や感染症予防と手洗い2010~対策と今年の傾向