人口減少下で、国内の食品市場規模は縮小することが見込まれている一方、人口増加や経済成長に伴い、世界の食糧需要は2015年の890兆円から2030年には1,360兆円に増加する見込みです。
日本の農林水産業が発展するためには、さらなる輸出拡大が不可欠であるとの観点から、「農林水産物及び食品の輸出促進に関する法律」(輸出促進法)が成立し、令和2年4月1日に施行されました。
農林水産物・食品の輸出を行うためには、当局の規制への対応が必須です。
当センターでは、米国、台湾、香港、EU向けの栄養成分分析の他、サルモネラ属菌、リステリア・モノサイトゲネス等の食品微生物項目、無機ヒ素等有害物質、さらには放射性物質等の検査を受託しておりますので、お問い合わせください。
栄養成分分析
輸出国 | 検査項目 | 輸出国 | 検査項目 |
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米国輸出セット | 基礎成分+食物繊維 ※1 | 台湾輸出セット | 基礎成分 ※2 |
飽和脂肪酸 | 飽和脂肪酸 | ||
トランス脂肪酸 | トランス脂肪酸 | ||
コレステロール | 糖類 ※5 | ||
糖類 ※5 | 香港輸出セット | 基礎成分+食物繊維 ※3 | |
ビタミンD | 飽和脂肪酸 | ||
カルシウム | トランス脂肪酸 | ||
鉄 | 糖類 ※5 | ||
カリウム | EU輸出セット | 基礎成分+食物繊維 ※4 | |
飽和脂肪酸 | |||
糖類 ※5 |
※1 熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、糖質、食物繊維(酵素-重量法)、水分、灰分、ナトリウム
※2 熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、水分、灰分、ナトリウム
※3 熱量、たんぱく質、脂質、有効炭水化物(糖質)、食物繊維(酵素-重量法)、水分、灰分、ナトリウム
※4 熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、糖質、食物繊維(酵素-重量法)、水分、灰分、塩分(ナトリウム換算)
※5 ショ糖、ぶどう糖、果糖、麦芽糖、乳糖、ガラクトース

放射性物質検査
検査項目 | ヨウ素-131(I-131) |
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セシウム-134(Cs-134) | |
セシウム-137(Cs-137) |
農林水産省の「輸出食品等に対する放射性物質に関する検査の実施機関」です。
残留農薬検査
インドネシア向け植物由来 生鮮食品(りんご、なし) |
ボスカリド | ブプロフェジン |
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シフルトリン/β-シフルトリン | シプロジニル | |
デルタメトリン | エトフェンプロックス | |
イミダクロプリド | マラチオン | |
ピラクロストロビン | スピノサド | |
テブコナゾール |
2016年3月23日付けインドネシア農業大臣決定第438号により、インドネシア向け植物由来生鮮食品(青果物、茶等)の輸出にかかる検査機関に登録されました。
有害物質
検査項目 | 鉛、カドミウム、無機ヒ素、スズ、アンチモン、 総クロム、メチル水銀 他 |
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微生物項目
検査項目 | リステリア・モノサイトゲネス、サルモネラ属菌、 細菌数、大腸菌群、大腸菌 他 |
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